1955年に投入されたメルセデス 300 SLRは、F1のW196をベースに製作されました。ミッレミリアで優勝を果たしたのち、ル・マン24時間に出場しましたが、大事故を起こしてレースを撤退。その年の10月に開催されたこのタルガ・フローリオでも勝利し、スポーツカー選手権のタイトルを獲得しました。この年に出場した6レース中5勝という成績を残しましたが、ル・マンでの事故を受けて翌年からのレース撤退を表明したため、300SLRはこの1シーズンのみの活躍となりました。

■その他海外レース 1/43 スパークモデル 43TF55
■Driver:S.Moss P.Collins